トリキュラーの避妊効果

世の中に避妊方法は数々ありますが、その中でも女性が自分の意志で手軽に行えるものと言えば低用量ピルを服用するという方法です。
その名の通り用量の少ないホルモン成分を配合した薬のことで、女性が服用することで高い避妊効果を得ることができます。
低用量ピルの中でも特に人気が高いのはトリキュラーという種類で、病院で処方されることも多いです。

トリキュラーも他の低用量ピルと同じく、1日1錠ずつ28錠を正しく服用すれば100%近い避妊効果を得ることができます。
ドイツにあるバイエル社が開発した薬で、1987年から日本で販売されている実績あるピルです。
バイエル社は世界的に有名な製薬会社なので、品質や安全性にも問題ありません。

アンジュやラベルフィーユなど、国内で処方される有名な低用量ピルと同じく3相性と呼ばれるタイプです。
3相性タイプはホルモンの変化が緩やかで自然に近い配合になっているため、身体への負担が小さいというのが主なメリットです。

トリキュラーを服用すると、配合されている黄体ホルモンと卵胞ホルモンによって体内のホルモンバランスを変化させ、排卵を抑制する効果があります。
トリキュラーによって体のホルモンバランスが一時的に妊娠している状況と同じになるため、脳は排卵を不要と判断して止めてしまいます。
妊娠が成立するためには排卵が欠かせないので、排卵が無ければ妊娠も不可能です。

この他、受精卵が子宮に着床するために必要な子宮内膜が作られるのを防いだり、子宮頚管の粘液を変化させて精子の侵入を防ぐ効果もあります。
こういった効果そのものはアンジュもラベルフィーユも同じで、違いは製薬会社や添加物、価格などです。
体質によって合う合わないがあるので、トリキュラーを使用して不調を感じた場合は別のピルを検討してみましょう。

また、嬉しいことにトリキュラーには避妊以外の副効果として、ガン予防効果まで認められています。
服用することで何故ガン予防効果が得られるのか、知っておくとよりトリキュラーを役立てられるでしょう。

避妊効果に加え、ガンの予防効果もある

トリキュラーと聞くと避妊効果がまず思い浮かびますが、実は卵巣がんや子宮体がんを予防する副効果も確認されています。
2008年にイギリスの医学雑誌で発表された研究報告によると、低用量ピルを5年間服用した人をそれ以外の人と比較すると、卵巣がんでは約3割ほど発症リスクが減少しています。
10年服用している場合は約4割、15年の服用だと約5割も少ないという結果でした。

卵巣がんは毎月休みなく排卵が起きることで、卵巣に多大なストレスとダメージがかかることが主な原因です。
排卵の際には卵胞を突き破って卵子が飛び出してくるため、毎月ダメージと修復を繰り返しています。
その過程で細胞が突然変異を起こしてがん化してしまうのですが、トリキュラーを使用すれば毎月の排卵が起きません。

長期間にわたって卵巣を休めてあげることができるため、卵巣がんになるリスクを下げることができます。
また、子宮内膜が厚く成長するのを防ぐ効果もあるため、子宮体がんの発症リスクも同じく下げることが可能です。

このようにガン予防効果を得るためには、1ヶ月あたり28錠を毎日1錠ずつ正しく服用する必要があります。
用法や用量を間違えればガン予防効果どころか避妊効果も正確に得られなくなるので、くれぐれも注意しましょう。

ただ、長期間服用するとなると経済的な負担も気になるところです。
トリキュラーは1ヶ月分が約2,000円から3,000円ほどしますし、処方してもらう度に診察代や交通費なども必要になります。
少しでも節約したい場合は、トリキュラーのジェネリックを利用してみましょう。
有効成分や効果は全く同じですが、ジェネリックなら開発費がかかっていないので割安な価格で購入することができます。
また、通販で購入するのも1つの手段です。低用量ピルは様々な種類が通販可能となっていますので、トリキュラー以外の低用量ピルももちろん購入可能となっています。自分に合ったピルがわかればそちらを購入するほうが良いでしょう。